自然環境の中からの新たな有効な微生物の発見とその後の商業生産との関連

難分解性の物質を分解する新たな微生物、菌が発見されたというニュースは新聞をはじめとしたメディアによく出てきます。様々な微生物製剤の多くは、自然界の中から見つけられて分離されて、その後培養して商業化されています。

新しい発見と新たな可能性への追及というのは常にされるべきであると考えますし、これからもそうすべきです。そうでないと微生物剤の進歩というものがなくなります。皆様が注意してみていただきたいのは、効果ありと発見された微生物が実験室では効果があっても、商業生産をしようとしたときに培養できないものが想像されている以上に多いものであるということです。発見された菌や微生物が、即培養できるかというとそうでないところに、この世界の深さもあります。

微生物剤を新たに作る場合は、この作業の繰り返しとなります。一番、地道で手間と時間のかかるところです。欧州の微生物剤の生産は1970年代あたりから始まり、この困難な時期を経て安定した微生物製剤を作り出し、その後、年々進化をしています。

お客様の立場に立てば、微生物剤は同じ条件下ではいつも大体同じように動いてくれないと困ります。安定した処理ができるという点がビジネスを行っていく上では一番大事な点です。そうした長年の地道な積み重ねの基に販売されているのが弊社の微生物剤です。微生物剤を使った分解が難しい有機物の処理の問題を抱えていらっしゃる皆様、この機会に弊社の皆様の用途に適した微生物剤の使用を検討してみませんか?お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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