高いレベルのタンパク質を含む排水を処理した後のアンモニア態窒素の処理をどうするのか?

高いレベルのタンパク質を含む排水は、微生物により分解が進むと大量のアンモニア態の窒素が出てきます。タンパク質の分解の過程では次のような過程が続きます。

(1)タンパク質分子の開裂によりポリペプチドができる。

(2)ポリペプチドの開裂によりアミノ酸ができる。

(3)アミノ酸の分解によりアンモニアやその他の有機窒素化合物が形成される。

タンパク質を大量に含む排水は、脂肪分も同時に多く含む場合もあり、効率よく分解するためには専用の微生物剤を使います。弊社の微生物剤ですと水産加工排水用のBFL5100HPです。

分解されて大量のアンモニア態窒素が出てくると、硝化をしなければいけません。次は亜硝酸態に変え、そして硝酸態にして、次は脱窒して窒素ガスを放出します。窒素がこのように循環する流れは自然の中にありますが、自然に硝化の機能を働かせてアンモニア態を変えていく場合、ある一定レベルを越しますと自然な形では硝化がおきなくなります。

そうした場合は、硝化細菌を入れて硝化を開始させる必要があります。自然の状態で対処できなくなれば人間の手で補助していく必要があります。その際に使えるのが弊社の硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物剤のBFL5800NTです。

高いタンパク質を含む排水の処理とその後の硝化の問題をお持ちの皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみてはいかがでしょうか?皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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