ニンニクやタマネギなどの臭いの強い野菜を運んだコンテナは、貨物を降ろした後に臭気が残りすぐには他の荷物を入れることができないケースがあります。コンテナの内部の臭気を一晩で脱臭する方法が、イギリスよりケーススタディとして送られてきました。
(1)問題の背景
海上コンテナが強い臭気を持つ野菜のニンニクやタマネギを運んだ場合、コンテナの内部の臭気は簡単には落ちません。すぐに他の荷物を積むことが難しいし、空のコンテナをそのまま運ぶのはもったいないことです。
(2)問題の解決方法
解決するための方法は天然の微生物を使い、臭気の原因になる有機物を元から分解します。臭いのマスキング剤ではありませんので、大幅に臭気は改善されます。天然の微生物の濃縮液を水で希釈して、微細なミストにしてコンテナの内部でスプレーすれば、空気中の臭いの原因の物質に微生物は接触して、自ら作る酵素を出して分解していきます。
(3)具体的な散布方法
濃縮液の微生物剤を、微生物剤1に対して水20で希釈して微細なスプレーミストにして、コンテナの表面全体が濡れるように散布します。
ケーススタディの例ですと40フィートのコンテナを処理するのに必要な濃縮液は約500mlです。スプレー後は一晩扉を開けて放置します。
臭気は散布終了後、数分で相当な改善がありますし、翌朝には大幅な満足がいく改善がされます。これによりコンテナは効率的に運用することが可能になります。
既にCOSCO様でもお使いいただいているようです。
製品名はBFLオドクリーンNSです。まだホームページに掲載はしていませんが、詳しくは、弊社の微生物剤分野のページのお問い合わせのフォームよりお願い致します。