排水処理の場合、BODの高いのを徐々に入れるのがいいのか、低いBODのものを設定された処理容量以上に入れるのがいいのか?

排水処理の施設は、1日あたりどれくらいの排水までの処理が可能というような数値は作る時点で決まっています。流入水も想定内、BODの数値も想定内である場合は問題はありません。低いBODで十分な滞留時間があれば処理も楽になります。

ところが、時々想定しているよりずっと高いBODの排水が流入してくるケースがあります。こうした場合の選択として、元々想定しているBODの数値にするために希釈して生物処理槽に送るケースと、高い数値の排水を取っておいて徐々に入れていくのとどちらがいいのかという選択を迫られる場合があります。希釈する場合は、低いBODの排水でも設定した容量の2倍かそれ以上になる場合もあります。

処理方式とBODの高さにもよりますが、BODが10,000-20,000mg/Lくらいであれば、高いのを徐々に入れていく方がいいと考えます。BODの数値が低くても滞留時間が短くなると十分な処理ができなくなる可能性があるのに対して、高いBODの場合は微生物が処理を調整できる可能性があります。

上手く処理をするためには高いBODのものが入って来る前に、高いBODに合わせた栄養バランスにすること、十分な溶存酸素(DO)を確保する必要があります。pHも必要に応じて調べてみてください。

弊社の微生物剤を使いますと様々な今まで微生物による分解が困難である言われてきた化学物質まで含めて分解が可能になります。皆様、ご検討を宜しくお願い致します。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

 

 

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