食用の油脂を含む排水は微生物剤で、どこまで分解が可能か?

産業排水の処理の中で問題となるのが植物性油脂と動物性油脂です。排水処理の流れの中では、生物処理槽に入る前にDAF(加圧浮上)などの装置で多くは除去されますが、全部ではありません。

油脂を含む排水をどのレベルまで分解できるかというと、ある一定の条件下では100%に近い除去率となります。弊社には動物性油脂用の微生物剤のBFL5000FG植物性油脂用のBFL5050VFがあります。

意地悪な条件ですが動物性油脂用のBFL5000FGで1%の植物油を含む排水をバッチ式で処理したところ最終的に99.89%分解しています。74.63%が24時間で分解し、3日以内に91.11%が分解されていました。

これは活性汚泥法の数値で、最近の各社様が出されているMBR(膜分離活性汚泥法)の装置であればもっと早く効率良く分解できる可能性があります。

皆様、ご検討宜しくお願い致します。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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