硝化細菌を含む微生物剤を使用して排水中で硝化を行う際の毒物と抑制物質の存在

排水中で硝化細菌を含む微生物剤を使い硝化を行う場合低い濃度であっても数多くの化学物質や金属などの抑制物質の影響を受けやすいです。特にアンモニアの生物酸化を妨げるものには次の5つのグループがあります。

チオ尿素
チオイソシアネート
アミン
フェノール
窒素を含む複素環式化合物

特に大きな抑制物質はイオウの化合物を含むことがあります。それらはアンモニアを酸化するニトロソモナスの銅を含む酵素と反応します。

硝化は以下のような金属の場合、低濃度であっても抑制されます。


水銀

亜鉛
ニッケル

硝化細菌はゆっくりと増加する高濃度に慣れていくのであれば高濃度のものに対しても対処できる場合があります。毒性に対する感受性はろ過式フィルターよりも活性汚泥法の方が強いです。

弊社の硝化細菌を含む微生物剤はアンモニアを生物酸化するBFL5800NTです。

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