一度使用した菌根菌は次のシーズンまで持ち越すことができるか、それとも毎年投入していく必要があるのかという質問をよく受けます。簡単には答えられないことです。例えば果樹園の果樹と多年草の場合は再度、菌根菌は投入する必要はないかもしれませんが、そうでない場合は今一つはっきりとしません。
一般的に菌根菌が成熟した胞子をつけるまでには90-120日かかります。そして次の年に備えて土中に残ると言われています。しかし、これが全ての植物、土壌、気候に当てはまる訳ではありません。
趣味の園芸の場合で毎年、植込みや移植をされる場合、種をまく際には菌根菌をお使いになることをお勧めします。活力のある菌根菌はすぐに根が利用できます。
プロの方に一番の関心事は最適の菌根菌が自分たちの場所で定着してくれることです。これは農業においては間作、あるいは一緒に用いる植物の戦略的な活用が重要になります。例えば暑さに強いアルファルファは砂漠地帯で冬が来るまでの夏の菌根菌の宿主として機能します。
弊社の取扱っている菌根菌資材は、バイオオーガニックスです。