PAH(多環芳香族炭化水素)を分解する微生物

弊社にはPAH(多環芳香族炭化水素)を分解する微生物は自然界に存在しており、商業ベースで生産された安定した分解用の天然の微生物剤を弊社は供給できます。

多環芳香族炭化水素(PAH)はベンゼン環を2つ以上持つ芳香族炭化水素の総称です。原油中に存在して燃焼時に副産物として発生します。PAHには発がん性、遺伝子変異性、内分泌撹乱作用を持つものもあり問題です。日本国内に直接の規制は平成25年2月現在ありませんが環境省の水環境試料の要調査項目にはなっています。

自動車の多い都市や排ガスの多い工場地帯ではPAHを含む大量の排煙が大きな社会問題になっているところもあります。PAHは親油性で環境中では土中の堆積物と油性物質にみられるだけでなく、浮遊粒子中に存在することもあります。

弊社の取扱っている微生物剤は全て天然由来のもので一切の遺伝子操作は加えてありません。原油を含めた石油を分解するタイプは、その成分であるPAHを分解することができます。石油を含む排水を分解する用途ではBFL5500HC、石油により汚染された土壌に対してはBFL6000HCを使用します。元々、VOCの分解のために作られたBFL5900PHはナフタレンなどの分解を得意としています。是非、ご検討をお願い致します。

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