イソシアネート化合物の微生物による分解

イソシアネート化合物は例えばウレタン樹脂などの硬化剤として用いられています。
イソシアネートは水中でポリ尿素を形成しますと、これは水に不溶で生分解性がないので
微生物には、この部分は分解できません。

イソシアネート化合物で水に溶けてCODにカウントされる部分は微生物により分解が可能
ですし、イソシアネート以外のものが排水中に含まれている場合は、単独の場合よりも
分解がしやすくなります。

まずは、流入水を分析していただき、CODや全窒素、全リンなどの数値を出していただきます。
CODの数値があまりに高い場合は生物処理に適した数値に前処理する調整をお願いすることになります。

さらに微生物の処理の効率を上げるために担体を使用していただくのが良いと考えます。
まず、流入水を分析して特徴をつかみ、処理施設のできることをよく知った上で、何ができるか考えてみましょう。

イソシアネートの構造を分解するのに適した弊社の微生物剤はBFL5400GCです。イソシアネートの分解を検討されて
いる皆様、この機会にご検討よろしくお願い致します。

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