ピットやタンク内の硫化水素と水中のpHとの関連と無害化の方法

皆様、ご無沙汰しておりました。
工場やビルの中で排水を一時的に溜めておく、ピットあるいはタンクは嫌気状態になると硫化水素が
水中で発生して、ガスとして大気中に出てくるものもあります。他人事ではなくて、どの工場、ビル、事業所しく
内でも発生の可能性があります。硫化水素は濃度によっては致死性のある非常に危険なものです。

水中の硫化水素はイオウイオンとのバランスの上に存在しています。pHが5以下になりますと水中の硫化物は
硫化水素を形成して悪臭が出ます。ところがpHが9以上になると硫化物はイオウイオンとなり悪臭は消失します。

これは硫化水素がなくなった訳ではなく、一時的になくなったように思えてもpHが酸性に傾けば再び硫化水素が形成
されて、場合によっては大期中にガスして放出されます。

硫化水素の無害化は、嫌気状態の中に硝酸塩を注入して、脱窒をする微生物を入れます。脱窒菌は硫化物である硫化水素を無害な
硫酸塩に帰ることにより活動のエネルギーを得ます。このように変化をさせる際に硝酸塩である例えば硝酸ナトリウムなどを
使います。様々な条件で脱窒することにより硫化水素の無害化をする微生物剤は弊社のBFL5700SOです。

ビル、工場内のピット、水槽で硫化水素の問題でお悩みの皆様、この機会に微生物製剤BFL5700SOをご検討よろしく
お願い致します。

カテゴリー: 水処理 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です