活性汚泥のバイオマスの中で微生物が優占種にならなくても自分が分解したい対象の物質は分解できるか?

以前にアイルランドの微生物メーカーの社長とお客様を訪問させていただいた際に仕事の話が一通り終わった後に、活性汚泥の中の微生物の分布と働きは一般的に言って、どんな感じになっているのかという質問が出た際の討論の内容をまとめてみます。

まず、活性汚泥の中で動いている微生物で自分たちの目的のために動いてくれている微生物(人間のために直接役に立っている微生物)は全体のおよそ半分で、残り半分は早い話が役に立ってないということです。

外部から弊社のような微生物剤を導入した場合、どうなると思いますか?皆さんの予想ですと役に立ってない部分を攻め滅ぼして、自分たちがその立場に取って代わると考えられるのではないでしょうか?実は、そうではなくて動いていない部分の10%程度を代替するに過ぎず、競合とか対立がほとんどない平和共存路線のようです。

役に立たないと言っても、あくまでそれは使う人間の立場からで、自然界の立場とは違います。必要な状態が来れば当面役に立っていないバイオマスも役に立つときが来るということのようです。生物の世界は多様性が大事だということです。いろいろなものがあって一つの世界です。

10%程度バイオマスの中で集団を形成すると、それが中心となり動き、今までプラスに動いてきた部分と連立政権を作り、人間にとり好ましい状態を作っていくことになります。おそらく他の方式も同じようではないかと考えます。

皆様のお役に立てる微生物の製品があります。種汚泥を使うより早く、効率的に処理が可能です。排水処理の中で難分解性の物質でお困りの皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?お問合せ心よりお待ちしております。

カテゴリー: 水処理 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です