排水処理のばっ気槽(生物処理槽)で微生物剤を使う場合、消泡剤は何を選択するか?

排水処理をしていますと、曝気槽では時として猛烈な泡が発生することがあり、生物処理槽からあふれてはいけないので、泡を消す消泡剤を中に投入します。入れますと、大きく膨らんだ泡が、とりあえず収まります。しかし消泡剤を使う方法は泡の出る原因を根本から解決するものではありません。でも必要です。

時間に余裕がある場合は、泡の出る原因が何か考えて、そこからの解決方法を考えていくべきなのですが、現実はそこまでの余裕はなく、出てきた泡は処理しなくてはいけません。消泡剤を選択する場合、皆さんが気にするのは使うものによっては微生物の動きを邪魔するのではということでしょう。微生物の動きが悪くなれば排水処理ができなくなってしまいますので。

今まで排水処理施設の現場を訪問して様々な消泡剤が置いてあるのを拝見してきました。弊社の微生物剤で今までの経験をお話しすると、シリコン系の消泡剤が一番、微生物の活動に関しては安全なのもではないかという印象を持っています。微生物メーカーに確認しても、推奨の消泡剤のタイプはシリコン系のものでした。皆さんの御選択の際の参考になれば幸いに存じます。

泡の原因は様々ですが、界面活性剤が残留しているような場合は、弊社の界面活性剤を含む排水を分解する微生物剤のBFL5600SSの使用をお奨めします。この機会に皆様の様々な用途での排水処理の改善を可能にする弊社の微生物剤をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。よろしくお願い致します。

 

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