池に生える藻は、藻にとって条件がよければ、物凄い勢いで増殖します。日当たりが良くて、水中に窒素やリンなどの栄養分があれば、彼らにとっては天国のような状態です。藻を駆除、除去しようと思ったら自然との闘いになります。とりあえず考えられるのは、人力で回収して捨てるという方法があります、池によっては水を抜いて藻を回収している場合もあります。さらに、様々なケミカルを投入して繁茂しないようにする方法もあります。
でもこうした方法は原因の栄養の豊富さというところを改善していませんので、清掃後に新しい水を入れても、極めて短時間の間に藻が復活します。原因を改善しないかぎり終わりのない戦いとなります。
最近、お客様からの情報ですと、地下水が窒素などの成分にかなり汚染されているケースがありますし、雨水として周囲から入る水が周囲の土に含まれる窒素やリンを一緒に運んでくるケースがあります。こうなると一見きれいな水も、藻が生えるための水になっています。
さらに、底まできれいにするケースはいいのですが、水底のヘドロはそのままというケースもあります。この中には藻にとっても栄養分になる多くの物質があります。これも処理をしないといけません。
池の藻を、繁茂する原因から改善して、駆除、除去する、そして同時に水底のヘドロも分解してしまうならば、微生物剤の選択になります。微生物剤が使う栄養分の窒素とリンは藻と共通していますが、微生物の増殖スピードは藻よりもはるかに速いものがあります。微生物が増殖すれば藻には栄養分がなくなります。さらに水底のヘドロですが沈降するタイプの微生物剤を使いますと、ヘドロが自然な形で分解されます。
このような形で微生物を使った藻の駆除と除去は可能です。費用的には決して安いものではありませんが、他の方法の選択ができないケースは多くあります。藻の駆除、除去の問題でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?
藻の栄養分の窒素やリンを奪いつくすタイプの微生物剤はBFLポンドクリーン1です。水底のヘドロを分解するのがBFLポンドクリーン2です。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。