吸油性ポリマーの効果の判定方法

吸油性ポリマーは、石油や鉱物油を吸水性ポリマーが水を吸うように吸収します。油を吸う倍率は自重の何倍ということでスタンダードな線が商品説明書には書いてありますが、その倍率で必ずしも吸うことができないのは、吸水性ポリマーの吸水倍率が、精製水、雨水、水道水で異なるのと同じです。

現実の吸油性ポリマーの使い方は床などにこぼれた油を吸い取らせて、ゲル状にして処理をする形です。リサイクルが可能といいながら、大体は焼却処分になっているようです。

弊社の場合、アクアN-キャップという吸油性ポリマーを取り扱っています。成分は熱可塑性のゴムの共重合体で油を吸う物性を持っているものです。標準的なところで自重の10倍の油を吸うのですが、油の種類によっては100%この倍率で吸う訳ではありません。もっと簡単にいうと、合成ゴムで油を吸う物性を持ったものです。

ご使用にあたっては、油の表面に大体の目安の量を取っていただき散布します。白い粒状のゴムが油の色になっていきます。さらに加えていき、表面のポリマーの白の色が変わらなくなった時点が適切な量と考えます。どれくらい待てばいいのかというご質問を受けました。白い色が出てから25分待ってください。これで効果を判定していただければと思います。

現実の世界でありそうで出てないのが吸油性ポリマーです。石油や鉱物油を吸う素材をお探しの皆様、この際、吸油性ポリマーのアクアNーキャップをご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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