微生物剤の効能と価格を評価する場合

弊社は微生物剤の価格を出す場合、粉末のものはkg、液体のものはL(リットル)で出します。これに対して高いとか安いとかいうコメントが出る訳ですが、微生物剤の場合は医薬品のような規格がありませんし、構造式のはっきりしたケミカルでもありません、さらに各社が製造する微生物の中身はそれぞれに違います。単にkgやリットルの単価を比較してもむなしい場合があります。

(1)高い安いという前に目的としている用途、分解する対象が思ったように分解できるかどうかが、まず一番のポイントです。対象とする物質が分解できなければ、いくら安くても意味がありません。

(2)微生物剤を投入する場合、m3あたり初期にどれくらい必要で、その後にどれくらい必要になるかという量がどれくらいかということで、初めて価格の比較もできます。

(3)含まれる微生物の数はcfu(コロニー・フォーミング・ユニット)で分かりやすく言いますと出てきますが、それぞれの会社の製品の例えば1gあたりのcfuがどれくらいになるのかも出した方がいいと思います。

(4)MBRのような担体に適切に微生物剤が付着するのかどうかも、ポイントです。

皆様の用途にある微生物剤なのか、どれくらいの量を目的とする処理の場合に投与するかなどの点など、様々な要素を考えた上で微生物剤の評価はした方がいいです。

弊社が、自信を持って皆様にお奨めする微生物剤があります。微生物剤を使って様々な難しい有機物の分解を考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤のご使用を検討していただければ幸いに存じます。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

カテゴリー: 水処理 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です