工場の中で石油や鉱物油などの油の汚れを油落し、洗浄剤、洗剤、界面活性剤で落とした排水は次の段階で処理しなければなりません

工場の中で石油系の油、潤滑油や鉱物油などの汚れを性能の良い界面活性剤で洗って油落しをすると細かく分散して油汚れそのものがなくなってしまったような外観になり、きれいに見えます。しかし、実際は油は細かく分散しても無くなった訳ではありません。排水そのものがきれいに浄化された訳ではありません。

まず、界面活性剤は油を分解することはできません。油は細かく分散しても油は油です。次の段階に処理が先送りされたと考えた方がいいかと思います。CODやBODの数値を計測されるといいです。もしかして、それまでよりも数値が上昇している可能性もあります。

石油系、鉱物系の油を分解する微生物はいます。しかし界面活性剤を分解する微生物は少なくて皆さん困っているのが実情です。微量でも処理水中に界面活性剤が残っていると放流する際に派手に泡が出る場合もあります。

油と界面活性剤を含む排水の処理の問題点は、油が界面活性剤に取り込まれると微生物が油を分解するためには同時に界面活性剤も分解しないとできません。このような事態になるとより深刻化して困ったことになります。

弊社が提案するのは界面活性剤と油の微生物剤による同時の分解処理です。弊社は界面活性剤を含む排水を分解する微生物剤のBFL5600SS油を含む排水の分解の微生物剤BFL5500HCを両方持っております。併用すればこの悩みは見事に解決します。油と界面活性剤の処理でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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