石油で汚染された土中に含まれるベンゼンをどう処理するか?

ガソリンスタンドの跡地の土壌の汚染を浄化、修復する際に問題となるのは油の分解もそうですが、深刻なのはガソリンの中にも含まれているベンゼンが土壌を汚染しており、これをどう処理するかということになります。

ガソリンなどには土壌汚染対策法で指定されている特定有毒物質であるベンゼンが含まれています。ベンゼンの溶出量は地下水基準(mg/L)で0.01mg/L以下ということが定められていますので、その基準はクリアーする必要があります。

一方、油分に関してはベンゼンのような基準値はなくガイドラインのみとなっております。土の場合はTPH 1000mg/kg未満で地下水はn-ヘキサン抽出物(油の指標)で5ml/L以下となっています。

浄化をする場合、皆様が考えられるのは一つの方法でベンゼンも油も同時に処理出来たらということかと思います。弊社の提案は石油の土壌汚染の浄化用の微生物剤BFL6000HCの使用です。この微生物剤は石油の成分を分解するだけでなくベンゼンも分解が可能です。

油で汚染された土壌は、炭化水素化合物ですので窒素とリンに比較して炭素の割合が非常に多いので、微生物は栄養分が不足するので土壌の栄養分(窒素とリン)を投入して調整する必要があります。微生物が機能するためには水分が必要ですから、土に適度な水分を維持するための適切な散水も必要になります。

土中の油とベンゼンの処理を考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤のBFL6000HCを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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