池の藻は水温が上がり、日当たりがいいと取っても取っても際限なく、終わりがないようにいつまでも出てきます。多くの皆様が途方にくれるのが、この問題です。取った藻を廃棄物として処理するのもだんだんと大変になってきましたし、焼却して処分するのも最近では問題が出てきています。
藻の除去に関しては原因から解決する方法として弊社は微生物により処理をお奨めしております。水中には藻の栄養分となる窒素やリンが増殖に十分な量含まれているのが常です。ゴルフ場など肥料の施肥がありますので窒素、リン、カリが十分に入り、豊富な日照があれば藻は生えない方が不思議です。さらに池の底が土であれば、土からこうした植物の栄養分が池の中に出てきます。池を作り数ヶ月放置すれば、水は緑色になってしまうことがよくあります。これは、このような事情によります。
窒素とリンが水中に十分にあり、さらに池の底にはヘドロとして有機物がいっぱいあり、この中には窒素やリンなどの栄養分が十分に含まれています。
池の形状や、池が孤立しているか、川などの水路に繋がっているのかどうかで処理の仕方が多少異なる場合がありますが、ヘドロがあったり、水底が土の場合は底の部分の処理をまず行った方がいいです。ヘドロの中の有機物を分解するために石灰化した海藻の中に微生物を入れた微生物剤のBFLポンドクリーン2をまず、水底に沈めて底の処理をします。
その次に池の水の部分の栄養分を消費する微生物剤のBFLポンドクリーン1を投入します。微生物を使って藻が除去できるのは、微生物の増殖スピードが藻の増殖より遥かに速く、藻の成長に必要な窒素やリンを使い尽くすというところにあります。栄養分がなくなれば、いかに太陽が燦々と輝いていても藻は何ともなりません。微生物が健全な状態である限り藻が生えてくるのは難しいです。
具体的な成果を、できるだけ早い時期に結果を出すためには、最初に藻はできるだけ除去してから微生物剤を入れた方がいいです。池の藻の問題でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤の使用を考えてみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。