排水処理のばっ気槽の過剰で大量な泡、気泡の発生に困っていませんか?

排水処理のばっ気槽で大量の泡が発生するケースは、原因は2つほど考えられます。一つは大量のタンパク質が含まれる場合です。ご承知のように卵の白身をかき混ぜると気泡が発生しますが、その現象です。タンパク質が多い排水に関しては弊社の微生物剤のBFL5100HPでタンパク質を分解する処理をお奨めします。その前後を含めた具体的な泡の処理方法に関してはご相談ください。

もう一つはいろいろな形で排水中に含まれる界面活性剤です。一般的に界面活性剤は既存のバイオマスで分解が難しい難分解性の物質と言われています。わずかでも排水中に存在して、曝気槽のばっ気により多くの泡が発生しますと、酸素の移動が阻害されて微生物による有機物の分解が上手く進みません。

弊社の提案は、アニオン系界面活性剤をはじめとし、ほとんど全てのタイプの界面活性剤を含む排水の分解ができる微生物剤BFL5600SSを、ばっ気槽(生物処理槽)の中に投入されることです。きわめて短時間の間に本剤は界面活性剤の泡を作る能力を奪います。そして分解を進めます。消泡剤の使用をされるのも有効ですが根本的に原因を解決する訳ではありませんし、別の問題が起きます。

その他の可能性としては微生物自身が作り出す微生物界面活性剤(バイオサーファクタント)による気泡があります。微生物は水に不溶な有機物を分解するために自ら界面活性剤を作り放出します。適量ができて問題ないと思うのですが時々、こちらの想定以上にできるときがあります。そのようなときは大きな泡になりますが、それほど長い間は続きません。

排水処理のばっ気槽の大量で過剰な泡の問題でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤の使用を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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