一年を通じ、季節を問わず野菜などが生産できるのが植物工場で育成に必要な温度や湿度が制御され、植物に不可欠な光や二酸化炭素濃度、培養液が高いレベルでコントロールされています。ところで培養液は永久に使用ができるのでしょうか?そんなことはありません。最近の報道をみてましても排水の処理に関して言及しているのをみたことがありません。
植物工場(いわゆる養液栽培施設)は水質汚濁防止法に基づく特定事業所ではないかもしれませんが施設内で使用した養液には様々な成分が含まれています。特定事業所ではないから下水や一般の水路に排水するならば環境に負荷をかけないなどと言ってPRしている点に反します。窒素やリンを大量に含むのならば下水処理施設に負担がかかりますし、一般の河川や水路は富栄養化します。窒素やリンは可能な限り低下させて環境負荷を低減する必要があります。
養液の排液の有機物の分解、窒素に関しては硝化と脱窒に使用できる微生物剤があります。弊社の微生物剤のページからお問い合わせをいただければ幸いに存じます。お問い合わせのフォームがあります。植物工場(養液栽培施設)を製造されておられる皆様、この機会に培養液の排水処理まで考えてみませんか?お問い合わせ、心よりお待ちしております。