コンテナの中に残留する臭気を脱臭するのは旧来からある課題です。弊社のコンテナ専用の脱臭のための微生物剤のBFLオドクリーンNSの資料を下記のように作成しました。具体的なお問い合わせは弊社のホームページの微生物剤のページからお願いします。脱臭できるのは有機物による臭気です。
バイオの力で驚くほどコンテナの脱臭をし悪臭を解消!!
BFLオドクリーンNS
BFL Odour Clean NS
硫化水素、アンモニアなどの悪臭を分解できる微生物剤
はじめに
多くの有機物は自然の中で腐敗や酸化をした場合に耐えがたい悪臭を出すことがあります。これまでの対策は悪臭の上に別の臭いをかぶせるといったマスキングを主流とする消臭剤を使うやり方でした。一方、BFLオドクリーンNSは環境のためのバイオテクノロジーのパワーを使って、硫化水素やアンモニアなどの悪臭の問題を解決します。
コンテナの場合はニンニクやタマネギなどを運んだコンテナの貨物を降ろした後に、コンテナの強い臭気の脱臭は長年の課題でした。強い臭いは他の貨物にも移りダメージを与えますので、脱臭しないと他の貨物を積めない場合があります。
この悪臭解消の典型的な使用例(場所)としては以下のものがあります。
- 冷蔵コンテナ(リーファー・コンテナ)
- 堆肥製造工場
- 公共下水施設などのアンモニア、硫化水素対策
どのようにBFLオドクリーンNSは悪臭を分解するのか?
BFLオドクリーンNSは、効率よく有機物を分解する能力を持ち安定して増殖する微生物を厳選しています。これらの微生物群の機能は、有機物から出る強烈な悪臭を効果的に分解するために必要な酵素群をすべて製造できることです。微生物は自分で分解するために微生物界面活性剤(バイオサーファクタント)を作り、さらに酵素を作り有機物を分解していくという仕組です。
こうした微生物の機能で有機物由来の悪臭の問題は解決できます。本剤は生分解性の強い界面活性剤も含んでいるので微生物は分解対象物の中に上手く分散できます。この界面活性剤は油脂をベースとするものを乳化して、微生物が分解しやすい形を作ります。BFLオドクリーンNSの強みは自然の理に適った微生物を用いたバイオの力です。
(ご注意)
一番重要なことは本剤は天然由来の微生物剤ですので、ご使用する際には漂白剤や水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)などを中心としたクリーナーや殺菌剤を使わないことです。
BFLオドクリーンNSの物性は…
外観 : 不透明な白色の液体
臭い : 中性的な香
保存期間 : 製造後12ヶ月間有効
微生物数 : 4.0 x 107 c.f.u./ml (※)
(※)c.f.u.とは?
c.f.u.はcolony forming unitの略。細菌数測定用培地上に出現したコロニーの数のこと。それぞれのコロニーは1つの細菌細胞から形成されると考えられていたが、培地上に形成されたコロニーは必ずしも一つの細菌細胞由来のものとは限らないことから、出現したコロニー数を細菌数とせずにc.f.u.とするようになった。
使用方法は…
本剤1に対して清浄な水20の割合で希釈してください。希釈したものを対象となる場所にスプレーしてください。その際に露出している部分はすべ十分に濡れていることを確認し、できるだけ長い間放置してください。特にひどい悪臭の場合は希釈率を変更して、より濃い溶液にしてスプレーしてください。例えば、本剤1に対して水4というような希釈率です。継続的に悪臭を抑えていく場合は繰り返しBFLオドクリーンNSを使用することが必要になります。
製品の安全性は?
BFLオドクリーンNSの微生物はすべて自然環境の中より分離したものです。いかなる遺伝子操作も加えていません。これらの同一祖先を持ち遺伝子が平衡になった個体群は人体、動物、植物に対して無害です。第三者の研究所の試験においてもサルモネラ菌、その他の汚染物質、病原物質を含まないことが明らかになっています。