粉末状の微生物剤のケースは、その状態では微生物は休眠状態ですので曝気槽に入れてすぐに効率よく有機物の分解をするためには事前に再活性化しておいて、投入する時点で十分な力を発揮するようにしておいて方がいいです。微生物は活動をするために水分がまず必要です。
粉末のまま曝気槽に入れると、寝起きの状態ようで動き始めるまでに時間がかかります。微生物の処理の場合、一番大事なのはスタートである立ち上げのときです。弊社がご提案するのは、バグファームと呼ばれる事前の再活性化です。適切な容器、例えばバケツなどを用意して30度前後の水(ぬるま湯)を入れて微生物剤を入れて、観賞魚用などの細かい泡の出るポンプでばっ気して6-8時間放置します。全部、水でもいいのですが排水を微生物に予習させるために20%程度の量を排水処理施設にばっ気槽にある水を入れるようにすることをお奨めします。
こうしますと曝気槽に入れてすぐに酵素や微生物界面活性剤のバイオサーファクタントを放出しやすく、効率がいいです。野球で投手がブルペンで肩を作るようなものと考えていただくと分かりやすいかもしれません。
弊社には皆様の用途に応じた微生物剤があります。この機会に是非、ご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。