日当たりが良くて、窒素、リンなどの植物に必要な栄養分があり、pHが適切であれば藻は比較的、簡単に増殖します。既に池いっぱいに見渡す限り大量に繁茂している場合は、その後の効率的な除去を考えますと人手か機械を使用して物理的に除去することをまず第一段階として行うのをお奨めします。
それができない場合と、物理的な除去を終わった場合の第二段階は行うことが同じです。微生物剤の投入です。弊社の場合ですとBFLポンドクリーン1になります。微生物の増殖は藻よりもはるかに速く、藻の生育に必要な窒素やリンの栄養分を奪っていきます。これにより藻は栄養分がなくなり増殖できなくなります。簡単に言えば微生物を使って藻を兵糧攻めにするやり方です。
微生物は一度増殖を始めたら、それが永遠に続く訳ではありません。池の中の微生物の量を常に一定に保つためには、その後も定期的に微生物剤を投入する必要があります。栄養分、溶存酸素、pHなどの条件が安定していれば微生物は池の中で生き続けている限り藻が再び繁茂することはなくなります。
これからは微生物剤を池に投入するには良いシーズンとなります。皆様、ご検討を宜しくお願い致します。お問い合わせ、心よりお待ちしております。