全ての固化の公開試験の後に各場所の中心となる責任者、安全と健康のコントロール、廃棄物を受け入れる目的など簡潔なテスト計画の概要の説明がありました。全てのデモンストレーションは二日以内に行われました。主な成功の要因は各施設での廃棄物の管理と安全のスタッフの共同作業と準備作業によるところが大きかったです。
このプロジェクトをオープンな状態で簡潔に入口と出口のコントロールをした上で進めることによりLSDDPプロジェクトは、きれいで、秩序があり、スムーズに進めることができました。
固化の最中は対象となる場所では積極的な攪拌、かき混ぜをせず、ウオーターワークスSP-400(以下ウオーターワークス)は廃棄物の上に置かれました。最低限の攪拌と混合がされました。この試験のゴールはウオーターワークスが持つ能力により最悪の状態でも自ら動いて廃棄物全体に広がることを観察することでした。各施設のまとめは以下です。
(1)AEMP施設
この施設でのLSDDP試験の結果は成功でした。全部で36の別々のベンチ試験が7種の排水の流れの中で行われました。その中の29カ所がペイントフィラー試験に合格、2か所は比較対照区として使われ、5か所は不合格となりました。「灰色の水」の基本的な固化処理は今までの重量比で2-5%のウオーターワークスの添加で成功しています。さらに汚染が進んだもの、海水の混じった水、ミネラル分がベースとなっている土壌汚染も重量比で10-20%のウオーターワークスの添加で成功しました。2つの大きなスケールのデモンストレーションがパイロットプラントで塩水の濃縮を使った実験とSBRスラッジを使った試験が行われ両方とも成功しました。こうした成功をベースに契約企業は既存の技術に変えてSBRスラッジに採用して$40,000のコスト削減効果を上げました。全ての試験はペイントフィラー試験に合格しています。
(2)パンテックス施設
パンテックス施設でのLSDDP試験の結果は成功でした。5つのベンチスケールの試験と1つの降るスケールの試験が行われ1.0-6.7%(重量)のウオーターワークスの投入で行われました。3つの試験は合格、3つは不合格でした。モップ排水のドラムはウオーターワークスの8.3%の添加ですぐに固化しました。混合は回転式のペイントスターラーで行われスポンジ状になった廃棄物は米国環境保護庁のペイントフィラー試験に合格しました。
(3)LEHR施設
この施設でのLSDDP試験の結果は成功でした。7つのベンチスケールの試験が1.0-4.0%(重量比)の間の添加で行われ6つの試験は合格1つは不合格でした。
バケツに入ったスラリー状とスラッジの混じる廃棄物はウオーターワークスを4%添加するとすぐに固まりました。
結果はスポンジ状の廃棄物の固化となり米国環境保護庁のペイントフィラー試験に問題なく合格しています。フルスケールの試験は同じ日には施設の技術的な問題とスケジュールの問題により行うことができませんでした。
結論として、こうしたデモンストレーションの成功によりウオーターワークスの大きな可能性は安全で費用効率が高いやり方で水溶液を固化して、水溶液やスラッジを除去の際、取扱いや輸送や廃棄の際に分離する水分がない方法として確認できます。