農業、園芸、造園緑化にどの内生菌根菌(VA菌根菌)、外生菌根菌資材を選択するか?

菌根菌は植物の根に共生する菌類で植物が光合成で作った炭水化物をもらい、その代わりに菌根菌は土中から吸収した養分を植物に渡す、お互いにメリットがあり利用し合う関係です。

菌根菌は共生する宿主の植物との関係で根の表面に留まっているのを外生菌根菌、根の細胞の内部にまで入り込んでいるのを内生菌根菌(VA菌根菌、vesicular-aubuscular mycorrhizaあるいはアーバスキュラー菌根菌)と呼びます。菌根菌と植物との特異性は低く、ほとんどの草本類と木本類に菌根を形成します。植物の根を菌糸で覆い、土中の養分を吸収して植物に渡し、植物の成長を促進します。菌根菌はキノコの仲間も多くマツタケも菌根菌です。

弊社の菌根菌資材のバイオオーガニックスの内生菌根菌8種のタイプはGlomus aggregatum,Glomus clarum,Glomus deserticola,Glomus etunicatum,Glomus intradices,Glomus mosseae,Gigaspora margarita,Paraglomus brasilianum以上の8種の内生菌根菌を含みます。

用途によっては、この8種の内生菌根菌に7種の外生菌根菌を加えて内外混合の15種のタイプがあります。7種の外生菌根菌とは、Pisolithus tinctorius,Rhizopogen amylpogon,Lacarria laccata,Rhizopogen fulvigleba,Rhizopogen rubescens,Rhizopogen villosuli,Scleroderma spp.の以上、7種です。

それ以外にも菌根菌の種類は多くありますし、植物が同時に複数の菌根菌を利用するケースもあります。根の部分で発見されている菌根菌は植物が成長する従って変わってくる場合もあります。

弊社の提案は、それぞれの植物にベストな菌根菌を時間をかけて探すよりも何種類かの幅広い範囲を用意して植物の側で選択させるのがいいと思います。これだけの範囲を用意すれば多くの場合、カバーすることが可能です。

カテゴリー: 土壌改良 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です