内生菌根菌(VAM)の存在のイメージ

菌根菌は植物との間で共生関係にあり、双方に栄養分のやり取りがあります。両者の存在がそれぞれにメリットのある状態です。

菌根菌のあるイメージはいろいろな本でも解説がありますが、簡単にイメージを描いていただく方法として両手を出して、下に向けていただき指を太い根と考えてください。

一方は指だけ、もう一方は無数の細長い毛に覆われていることを想像してみてください。細長い毛とは菌根菌の出している菌糸を例えたものです。大量に出ている毛は土中の様々な部分にアクセスが可能で養分が吸収できます。

自然界では植物側がもっと肥料成分が必要と思っても、人間がするように施肥がある訳でなく、植物は自らの力で道を開く必要があります。植物と菌根菌の間には長年の共生関係があり、植物の栄養吸収のための大事な補完ルートになっています。非常に興味ある因果関係です。

菌根菌は植物の栄養吸収能力を高めて、さらに病虫害に対するストレス耐性を強化し、植物の健康状態を改善して成長を促進します。植物が健康になると土壌にとってはよき炭素の供給源となり土壌の生物相の活動は促進されます。よくなった土壌環境は植物と菌根菌の双方に良い成長のための環境になります。

弊社の菌根菌の製品にはバイオオーガニックスがあります。

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