表土を削らずに行う塩害農地の修復技術

東日本大震災で津波の被害を受けた農地の修復技術として表層の表土を削って
外部のプラントで処理して戻すと言う方法がありますが、私はそうしなくても塩害土壌は改良できると思います。表土を削らずに、その場所で除塩をするだけでなく、油や重金属の除去まですることが可能です。その他、様々なことが弊社の持っている資材を使って可能になります。

表土は農家の方々が長い年月かけて作られてきた財産ですし、安定したバイオマスと言えます。これは守っていくべきものであると考えています。

塩害改良ということでは3つの製品がご紹介できます。

(1)BFLバイオサーファクタント
物質名ラムノリピッドの微生物が製造する天然の界面活性剤で土中の金属成分と結合して移動させることが可能です。

(2)フィックス
フミン酸複合体を中心とした塩害改良剤で米国を中心に使用されています。日本国内では今までゴルフ場の肥料塩害の改善用として使用がされてきました。

(3)ソルトラッド
スペイン製の欧州、北アフリカ、中近東、オーストラリアで使用されている塩害改良
剤です。

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