東日本大震災後の福島の土壌の除染の際に、シルト以下の粒子サイズの土に強く結合、固着している放射性セシウムを除去するのは容易ではないという話を聞きました。
どれくらいの粒子サイズに結合するのかと思い、調べていたら英語でしたが韓国の、
Korea Atomic Energy Research Instituteが出しているDevelopment of a Washing System for Soil Contaminated with Radionuclides Around TRIGA Reactorsという土壌洗浄をセシウム137とコバルト60で汚染された土壌に行った際の資料がありました。
除染の方法はシュウ酸を使う方法に説明になっていましたが、その際の土壌の粒子サイズの中心は0.063mmから1.0mmほどで、一番強く結合していたのが0.063mm以下のものだったようです。