いろいろな溶剤を含む排水を微生物を使って分解している際に、ホルムアルデヒドは出てくるのかという質問を受けました。
結論から言うと、ゼロとは言い切れませんがほとんどないと考えていいと思います。皆様よくご存知ののようにホルムアルデヒドは殺菌剤としても使用が可能なもので、微生物を殺すことができるものです。
微生物が有機物を分解していく目的は自らの代謝の中に取り込んでいって、活動のためのエネルギーを得ることです。分解の経路には様々な途中のケミカルの形がありますが、自分を殺すものをわざわざ、生産することはありません。
万が一、排水処理のばっ気槽の中にホルムアルデヒドが出てきても、水によく溶けますので弊社の微生物剤により容易に分解されます。ホルムアルデヒドを分解する微生物はシュードモナス属のものがします。
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