輸入貨物に貼ってあるラベルの日本と欧州の違い

弊社は輸入した貨物を通関後、検品して出荷します。その際、プラスチックの容器に沢山貼ってあるラベルをはがす作業があります。輸送の途中でいろいろなところでいろいろなラベルは、紙が容器に貼られて作業は思った以上に時間がかかります。

空港に到着後に、通関した会社がトラックに積む際に日本で貼るラベルは手で簡単に剥がせますし、後の粘着感も残りませんし、きれいな状態です。作業も極めて楽です。

欧州で現地の通関業者が貼るラベルは、紙に糊をつけて貼っていると思われるラベルと、市販のラベルにパソコンのプリンターで印字したものが貼られてますが、これが日本で売っているようなラベルのように剥がれてくれません。包装の段ボールなどが壊れて届くのはよくあり、欧州から日本に来るまでに何度も積みかえているうちに、過酷な状態も想像され、絶対に剥がれてはいけないという考えからと思います。

弊社が行っている剥がし方は台所用のスポンジの片側に、粗めのタワシのような素材を貼り付けたものを水とともに使用してラベルをはがすというよりも、紙を削って文字を消すという作業をします。それでも接着剤の成分は残りますので、ベタベタしていますので、出荷の際には、その上に荷札と取扱い注意のラベルを貼るようにしています。

カテゴリー: その他 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です