微生物を利用した排水処理方法というと、歴史のある活性汚泥法や最近、多いMBR(膜分離活性汚泥法)という膜を使う処理も、何を利用して排水を浄化しているのかというと、微生物になります。
よく日本の微生物関係の本を読むと、多分、土壌汚染に関するところでバイオレメディエーションとして紹介されていたり、難分解性の物質を分解するのを微生物で行うのは我国では実験の段階で将来のことのような記述が多いのです。我国では発展途上かもしれませんが、外国、例えば欧州なのでは土壌も含めて浄化技術があり、実験や開発ではなく実際のビジネスとして10数年以上行われてきております。実験中というのは我国の特殊事情とも考えられ、世間一般のことではないと考えた方がいいです。世の中は毎日進んでいますので。
難分解性の物質であっても、ほとんどは天然由来の微生物により分解がされております。遺伝子の改良で新たな微生物を作る必要などありません。今の日本の法規を読みますと流通しているケミカルは難易度の差はありますが、自然に分解する生分解性があるという前提に立っていると考えられます。ですからお使いのケミカルを含む排水は、天然由来の安全な微生物での分解が可能です。
大事なのはどのような用途で、どのような微生物を、どのような条件で使用するのかということ、そうした微生物剤を安定的に製造して、同じような条件下ではいつも同じような結果を出すことであると考えます。
弊社の場合は、皆様の用途にあった微生物剤を数多く取り揃えております。微生物も人間と同じで得意の分野があります。ですから、用途ごとに微生物剤は存在します。今の排水処理法を改善したい、何か分解が難しいものがある皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。