排水処理を進める上で窒素が多い排水の場合は、窒素の化合物をを処理する硝化の過程が必要になります。ところが硝化を担当する硝化細菌は環境の変化に弱く、pHや溶存酸素などの条件を満たさないと機能しません。さらに一部の化学物質とはきわめて相性が悪いというか、こうしたものの存在がありますと硝化ができません。
さらに硝化菌の作るバイオマスは、こうしたケミカルと一緒になるとすぐに壊れますが、回復して安定するまでには約2か月ほどかかることもあります。
相性の悪い代表的なケミカルの例がシアンとフェノールです。硝化を始める前にこうしたケミカルは微生物を使って分解する必要があります。2つとも、世間で言う難分解性のケミカルです。
シアンを分解するためには弊社の微生物剤BFL5400GCがご使用になれますし、フェノールを分解するためにはBFL5900PHが使用できます。安定した硝化の状態を作ることを考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。