微生物剤のサンプルを入手して試験をする場合、具体的にどうするか?

微生物剤のサンプルの試験法ですが、弊社の場合、20-30リットルの水槽を用意して、入れる排水は事前に分析して、pH、COD、全窒素、全リンなどを調べて、必要に応じてpHを調整して微生物の対応できる範囲のもの中の一般的な最適値と言われる7.0-7.5くらいにして、曝気は溶存酸素が2.0mg以上になるようにして行っております。

水量が少ないと今の時期はばっ気を継続していくうちに水が蒸発して少なくなることを考えてこの量でお伝えしておりますが、蒸発した分の水分が自動的に補われるような装置であれば、そこまでの量は必要はないかもしれません。

入れる排水は三分の二以下を目安にしています。ばっ気をするとどうしても泡が出ますので。微生物剤の投入量はこの大きさで15-20gあればと思います。この数字ですと1リットルならば1gかということを言われるかもしれませんが、安全のために少ない水量でも微生物剤は5gは入れた方がいいです。微生物は増殖をしますが、その増殖というのは与えられた条件下で行われます。現場の溶存酸素や栄養のバランスにより変わってきます。微生物剤は粉末の状態は休眠状態ですので、再活性化(バグファーム)をして投入すると立ち上がりがスムーズになります。粉末を適量の水と排水を一部(全体の十分の一くらい)入れて数時間ばっ気してから入れますと微生物も準備が十分にできた状態かと思います。

排水の中の難分解性の有機物を曝気槽あるいはばっ気したMBR槽で微生物で分解する生物処理をお考えの皆様、この機会に弊社の微生物剤の使用を検討してみませんか?皆様の用途にあった微生物剤があります。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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