微生物を使用して行う環境浄化のバイオレメディエーションに関して、長所と短所(メリットとディメリット)をよく質問されます。今回は各3つ挙げてみます。
(1)長所
- 自然界で起きていることを効率よく行う訳ですから安全性は作業をされる方々と施設の両方に高いものがあります。
- 既に技術的には完成をされており、大半の有機物が目的に応じて処理ができるところです。
- 施設の大きさや処理方法が適切なものであれば、微生物を使用することのためには新たな設備投資は原則として必要がないことです。
(2)短所
- 即効性には欠けます。今日投入して、明日に解決をするということはないです。場合によっては硝化などはゼロの段階から立ち上げますと安定まで2か月ほどかかる場合もあります。
- ご使用にあたっては全体を見通す観点が必要になります。一定レベルの排水に関する知識や技術を持っていないと難しい場合があります。
- 微生物を取り扱う会社の側に、質問に答えてくれたり、相談してくれる機能が欠けていると途中で立ち往生の可能性があります。生き物を使うのがバイオレメディエーションですので遅かれ早かれ何らかの問題が発生します。その際に微生物を取り扱う会社が親身になり相手の立場に立って考える会社でないと問題の解決は難しいです。
バイオレメディエーションで様々な問題を解決しようとしている皆さん、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。