有機溶剤の廃液を含む排水処理を生物処理槽(ばっ気槽)で天然の微生物剤で分解して行う

一般的に有機溶剤の廃液を含む排水の排水処理は生物処理では難しいとされてきました。BOD,CODのレベルにもよりますが実際はそれほど困難なことではありません。1970年代より欧州で出てきた、遺伝子操作のない、天然の微生物剤による有機溶剤を含む有機物の分解と浄化の技術は年を経るごとに向上して完成度を高めています。現在は既に技術的に完成していると言ってもいいです。未来の技術でなく現在の、今ここにある技術です。

多くの有機物は微生物が増殖するための条件を整えれば容易に分解は可能ですし、我国においても地道に溶剤を分解する用途では長年使われてきています。

弊社の微生物剤で化学工業の排水処理に最も汎用性が高い微生物剤にBFL5400GCがあります。本剤は有機溶剤、例えばエチレングリコール、ジオキサン、イソプロピルアルコールなどや脂肪族化合物のエチルアルコール、アミン類、酢酸メチル、酢酸エチル、ジメチルエーテル、アセトンなどの分解が可能です。芳香族のトルエン、キシレン、ベンゼンなど分解が可能ですが、こちらの分解にはBFL5900PHの方が優れています。

弊社の微生物剤は有機溶剤分解のために幅広いバイオサーファクタントと酵素を自ら生産します、そして対象となる有機物を分解します。微生物は速いスピードで増殖して短時間で支配的なバイオマスを形成します。微生物には優れた凝集機能があり、放流される処理水はきれいなものになります。

有機溶剤の排水処理を生物処理槽で微生物剤で行おうと考えている皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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