石油が地面に漏れたり、こぼれたり、流出したりして土壌を汚染する場合があります。量が多くて、深く浸透して、流出した期間が長ければ相当な時間をかけて浄化をする必要があります。いろいろな方法がありますが、弊社がお奨めするのは微生物剤のBFL6000HCを使った浄化法です。皆さんは、どれくらいのレベルの汚染土壌がどれくらいの期間で、どれくらい改善できるのか知りたいところだと思います。
比較的、浅いケースをケーススタディとして簡潔に紹介いたします。
(1)油の汚染土壌の量
30,000m3の石油類に汚染された土壌の処理をしました。
(2)汚染のレベル
TPH(全石油系炭化水素量)として25,000mg/kg
(3)ランドファーミングをした際の土の深さ
この汚染された土壌を30cmの深さにして並べました。
(4)投入したもの
微生物剤のBFL6000HCと窒素やリンを含む栄養剤(肥料)
(5)その他、行ったこと
微生物が機能するためには水分が必要なため、適切な散水をして乾燥させないようにした。さらに石油を分解する微生物の活動を好気性の条件で行われるために、微生物が空気中の酸素に触れることが必要なので、トラクターなどを用いて適切な土の耕起を行った。乾いてはいけないし、空気に触れる状態を作る必要があった。
(6)1ヶ月の成果
開始前のTPH 25,000mg/kgが160mg/kgに改善することを達成しました。
以上、ご参考にしていただければ幸いです。油による汚染土壌でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤のBFL6000HCをご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。