津波や高潮の被害を受けた土壌は塩害を受ける可能性があります。塩害改良をする方法は様々にありますが、いつもベストな状態で改善ができるとは限りません。利用できる水の量や工事など様々な要因があります。植物や樹木の移植や植樹はベストな状態でない土地でも行われます。
散水して、植物が順調に育ち、日当たりも良いと土の深い部分からも水を吸い上げるようになることがあります。そのような場合に土の深い部分からの塩分が出てくることがあります。中近東をはじめとする世界の各地で散水して植物が順調に育っていた土地で豊富な日射量もあり蒸散も増えて多くの水分を必要として土の深い部分からに急速に塩分が上昇して塩害となるケースもあります。そうした塩害になることを防止する方法としてお奨めしているのが保水材で吸水性樹脂のウオーターワークスの使用です。
ウオーターワークスは根との親和性があり、根は直接、樹脂から水分を吸い上げることが可能です。ウオーターワークスが根の周囲にあれば必要なときに必要なだけの水がいつも入手可能です。ウオーターワークスは植物にとり地中のダムのように機能します。
中近東で実際にウオーターワークスを使い植樹された樹木や芝は順調に健全に生育しています。津波の被害を受けた地域での植樹をお考えの際には塩害改良と同時にウオーターワークスのご使用も是非、ご検討ください。お問い合わせ、心よりお待ちしております。