平成26年4月20日のNHKスペシャルの中で、福島第一原子力発電所の原子炉のドーナツ部分の漏水を止める方法として、中に入ってから膨らむバルーンと水中で固まるコンクリートを使うやり方が興味深かったです。
テレビの中ではセメントで固まって水が止まるのが出ていましたが、長期的に、この漏水防止法で完璧かというと多分そうではないと私は考えます。弊社で放射性物質を含む排水を吸水して長期間に渡り安定した状態でいる吸水性樹脂のウオーターワークスSP-400を取扱っていますが、この樹脂をコンクリートが固まった後も投入すれば、ひび割れや亀裂の中にも樹脂が入り込み漏水はよりしにくくなります。ウオーターワークス社の社長も日頃からタンク内で使用すれば吸水性樹脂は亀裂やひび割れの中に入り込み水が漏れるのを防ぐ効果があると言っています。
ドーナツ部分の汚染水の漏水を止める件に関して、冠水プロジェクトの関係者の方で興味をお持ちの方は、是非ご一報ください。ご検討を宜しくお願い致します。