様々な工場で生産する製品やその原料によっては、排水のBODやCODに比べて全窒素の量が異様に高く、バランスの悪い排水があります。
排水処理に一般的に使用されている従属栄養タイプの微生物を含む微生物剤の場合、弊社の微生物剤を例にとりますと、BODの5%程度の消費となり、それを超えるものはそのまま残ってしまいます。
過剰に残った窒素分を、脱窒槽を別に作り、酸素を希薄な状態にして、分解しやすいタイプのケミカルの例えばメタノールなどのケミカルを入れて、硝酸塩(NO3)からO2を取り、微生物の代謝活動をさせるのが脱窒といえますが、弊社の微生物剤のほとんどのものは、この脱窒を行うことが可能です。皆様のそれぞれの用途で微生物剤をお使いいただく際に、脱窒槽でも弊社の微生物剤はご使用になれます。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。