池の底に溜まったヘドロの分解試験

池のヘドロを池と同じ条件で水槽などの装置で実験するのは難しいと考えます。弊社には水底にすぐに沈んで活動するタイプの微生物剤のBFLポンドクリーン2があります。小さな池があるならば、そちらで効果をみて確かめてというのが一番ですが、どうしても実験室でこの分解能力を確かめるというのであれば次のようなやり方をお奨めします。

(1)用意するのはあまり小さな水槽ではよくなく、ある程度の大きさを持ったものがいいと思います。風呂桶のような形状、これは西洋式の浅い風呂を想定していますが、そんな形状がいいと思います。

(2)容器の上は空気に対して非常に開いた状態、実際の池に近いような状態が良く、水温は微生物の活動しやすい20℃以上の30℃以下でコントロールした方が効果は観やすいです。

(3)効果を確認するために水深は20cmほどの深さがいいと思います。これは空気中の酸素が水面から入りやすいと考えるからです。通常はBFLポンドクリーン2は1㎡あたり50g散布するのが標準量ですが、実験の場合は1つの容器で150gほどできるだけ均等に散布した方がいいです。

後は、何もしないで日々、変化を観察してください。

 

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