界面活性剤を含む排水を既存の排水処理設備で効率良く分解処理し、低コスト、高速処理を可能にする微生物剤BFL5600SS

皆様の産業排水に多く含まれる界面活性剤は難分解性であり、多くの産業排水の施設で用いられる活性汚泥法では処理が困難で、この中では分解されやすい物質が優先的に分解され界面活性剤は処理水中に残留するという問題があります。残留すれば現場での異常な発泡やCOD等規制水域における排水の基準を満たせないことになります。

原因の一つが既存の活性汚泥槽に含まれる微生物群の中に効率良く界面活性剤を分解できるものが極めて少ないということにあり、新規界面分解菌の取得が望まれるとよく書いてあります。

(1)界面活性剤を含む排水を分解する微生物剤

弊社の微生物剤BFL5600SSは世の中にあります大半の界面活性剤を含む排水を効率よく既存の施設で分解できます。例えば、陰イオン系界面活性剤(アニオン性界面活性剤)、非イオン系界面活性剤(ノニオン界面活性剤)、陽イオン系界面活性剤(カチオン性界面活性剤)、両性イオン系界面活性剤を含む排水を分解します。 最近出来たものでもなく、欧州では1970年代からバイオレメディエーションの研究は進み商業ベースで高性能の分解能力を持つ微生物が自然環境の中から分離されて商業生産されてきていますし、長年、世界各地で界面活性剤を含む排水の処理がされてきています。弊社の微生物剤は全て天然の微生物を使用したものです。長年の研究と商業上の実績の上に安定して商業生産されているのがBFL5600SSです。

(2)既存の活性汚泥法などの微生物のバイオマスと共存できるか?

結論から言いますと、できます。活性汚泥内では独自のバイオマスが形成されていて外部から導入された微生物を排除する傾向があると言いますが、必ずしもそうではなくBFL5600SSの場合は、既存のバイオマスと連立政権を作るような共存ができます。実際に活性汚泥中の微生物で少しでも分解に寄与している微生物は半数程度と考えられます。残りの半分は特に分解に寄与せず存在しています。BFL5600SSは働いていないバイオマスの部分の一部を代替して、界面活性剤を分解するという点で主導権を握る形になります。

安定して定着しますし、既存のバイオマスを攻撃するようなこともありません。

分解能力のある微生物群と、活性汚泥を初めとする既存の処理施設の中に微生物を導入と組み込みができますので処理の能力は飛躍的に向上します。

ご検討宜しくお願いします。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

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