様々な時期に樹木の樹勢が弱ってくる場合があります。その原因の一つが水分の吸収が上手くいかなくなることです。その場合、根からの水分の吸収に比べて、葉からの蒸散量が増えることにあります。
今まで保水剤で農園芸専用の吸水性樹脂のウオーターワークスの使用は樹木の移植の場合がほとんどでしたが、既存の樹木に対しても工夫して使用することが可能です。根の周囲に根をできるだけ傷つけないようにして穴を掘り、水分を吸収させた状態のものを入れていく方法です。
米国で見たやり方は、根の周囲に穴をいくつか空けて、吸水したウオーターワークスに肥料その他を混ぜて、加圧してスプレー噴射するような方法で注入して改善をしておりました。