残念ながら菌根菌は顕微鏡なしでは見ることができません。その前に菌根菌がどのような効能を持つのか知っておく必要があります。例えば非常に重たい粘土状の土にイモを植える際に菌根菌をまぶしたもの、そうでないものを作り、収穫の頃に引き抜いてみてください。菌根菌の処理の方は非常に簡単に抜けるので驚きます。粘土の土は湿っていても構造的に顆粒状のようです。菌根菌を使わない方は粘土特有の土がそのままです。
これは菌根菌の植物に対する重要な効能で、土の改質効果です。菌糸は粘土の粒子を集めていき、根の周囲により多くの酸素が行き渡るようになります。好気性微生物の活動は促進され、窒素を固定して、リンを可溶なものにして、その他の微量栄養素の利用も可能にします。菌根菌は好気性で固まっている粘土質の土壌を構造的に顆粒状に変化させます。
菌根菌の菌糸は砂状の土中でも増殖してバイオマスを形成し、植物と微生物の双方により良い環境を作ります。
弊社の菌根菌の製品にはバイオオーガニックスがあります。