亜硝酸、アンモニアの数値が下がらず魚が危ない時の改善

魚の水槽で硝化槽の硝化細菌が立ち上がらず、言いかえれば働かず、アンモニアや亜硝酸の値が高くなり、下がらない場合は、魚の生存が危機を迎えます。そのままでは魚は死んでしまいます。
 
そこで解決方法となるのが弊社の微生物剤BFLアクアクリーンです。この微生物剤は硝化細菌とは異なる従属栄養タイプの微生物を使用し、魚から出る有機物を分解することによりエネルギーを獲得し成長します。分解の際の栄養分として窒素やリンが必要になり、亜硝酸やアンモニアは窒素の栄養源として微生物に消費されて減少していきます。従属栄養的硝化と呼ばれるものです。

微生物剤BFLアクアクリーンができることは以下です。
(1) 水中の有機物を分解する。
(2) 水質を改善する。
(3) アンモニアや亜硝酸などを水中から除去する。

硝化細菌はエサというべきアンモニアや亜硝酸の量が十分でないと生きていけません。既に動いている硝化細菌の場合は低い値でも動きますが、ゼロの状態で立ち上げる場合は一定レベルの数値が必要であり、その数値は魚の生存に問題が出てくるものでもあります。

さらに、ろ過槽はバイオフィルターのように意図して作られているケースの中で、フィルター素材がバイオフィルター向きでない場合がありますし、ろ過の時間が速すぎるケースもあります。そんな中でも、BFLアクアクリーンのご使用により改善に繋がります。

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