塩害の改良にバイオの技術が使用できるか?

塩害といいますと東日本大震災の津波に冠水した場所の塩害改良が話題になったことがあります。農水省の御推奨の塩害改良ですと、工事をしたり、多くの水が必要となります。そんな中、バイオの技術で塩害が改良できませんかという話はよく来ました。

バイオの技術というと、あまりにも漠然としていますので微生物を使った改善ということであれば、これはできないというか無理と考えていただいて構いません。微生物が分解の対象とするのは有機物です。まあ、いくつかの例外はありますが。

欧州やアフリカの沿岸、中近東やアメリカで使われている塩害改良剤があります。淡水が豊富でないところでも使える技術があります。ただ、これでも水なしで使えるものではありません。弊社で取り扱っているものは、ともに水で薄めて散布するものですが、降雨があり、適切に排水がその土地から行われるのが前提になっています。

有機酸のキレート効果を利用したり、ナトリウムとカルシウムを置換する効果、これもキレート剤ですが使用して実績をあげています。アメリカで使われているタイプがフィックスで荒れた土地の改良やゴルフ場での肥料塩害に使用しています。ソルトラッドは欧州の塩害改良剤で農地に使用されています。オーストラリアでも塩害改良に使用されています。

上記の2種の製品はバイオの技術で作られているので、バイオでの塩害改良ということには何とか当てはまるものです。肥料の過剰による肥料塩害も含めて、塩害改良に興味をお持ちでしたらこの機会に弊社の塩害改良剤を検討してみませんか?お問い合わせ心よりお待ちしております。

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