中国の河川浄化の際の水底のヘドロ処理方法(微生物処理)

昨年、東日本大震災の津波の被災地を案内した欧州の微生物剤メーカーの社長が名古屋に来た時、休日に名古屋市内を観光していたときに、川の浄化の話になりました。これは弊社はやっていなくて、彼の会社が中国で行った話のケースです。

川に浮遊するゴミを拾ったり、きれいな水を流すというのは大事なことですが、彼が重要視したのが川の底に長年蓄積したヘドロというか汚泥の処理でした。掘り起こして他の場所に運ぶということはできなくて、実際に行ったのは、その位置でヘドロの分解を行うもので、最初に行ったのは水底に硝酸の化合物の硝酸カルシウムか硝酸ナトリウムを注入することでした。水底は酸欠状態で、有機物を分解する好気性の微生物をそのままでは難しいので、硝酸化合物を入れることにより、硝酸呼吸をさせることでした。NO3からO2を取るということが狙いになります。

その上で、媒体に付着した微生物剤を水の上から散布して水底に沈めて有機物の分解を行って成功したようです。川の中でもどちらかというと流れがゆるい川だったようですが、面白い話でした。どうしても限られた時間内で浄化ということで思いきった方法が取れたようです。

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