微生物剤を油汚染土壌に散布して使用して分解と浄化の効果が出ないと考えているあなたへ

微生物剤を油汚染の土壌に散布して、思ったほど効果が出ないと考えておられる皆様、よくある原因としては2つあります。

(1)微生物剤の選択が間違っている場合

これは要するにお使いの微生物に石油系の物質を分解する性質がない場合です。こうなると、他の条件をいかに最適にしても何ともなりません。どのような微生物を使用しているのか、cfu(コロニーフォーミングユニット)はどれくらいあるのか聞いてみるのも一つの方法ですが、教えてくれるケースは少ないと思います。

(2)ご使用の条件が間違っている場合

石油で土壌が汚染されている場合は有機物で示される部分のバランスが、著しく高く、通常の土中の窒素とリンの量では微生物の活動する栄養分に到底足りません。土の容積の10-20%以上の油を入れて、何も栄養分を補給しなければ、ガス欠と同じですから微生物は動きません。

微生物は増殖したり、分解のための酵素や水に不溶なものを溶かすバイオサーファクタントなどを作るために窒素やリンの栄養分を必要としています。この適切な補給なしでは動きません。油を食べると、イメージで表現しますが、微生物が油そのものを餌として食べる訳ではありません。

いろいろな状況がありますが、さらに微生物が動いて油分を分解するためには酸素もしくはそれを代替するものが必要ですので、土の耕起こその他の手段も必要になります。

適正なpHの数値もも微生物を動かすためには大事なものです。

油汚染土壌の修復を微生物を使用して行うことに関心を持たれている皆様、この機会に弊社の微生物剤のBFL6000HCを検討してみませんか?お問い合わせ心よりお待ちしております。

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