皆様は土中の水不足の改善の商品は数多くご覧になっていると思いますが、逆のケースの土中の水分が過剰な状態の洪水、大雨、台風、津波などで水没した状態から回復させる商品はあまりご覧になったことはないと考えます。
水没の場合の問題は溜まっている大量の水を持って行くところがないことです。池は既に水でいっぱい、水路も水であふれ、湖はゴルフ場やその他の場所からの水で、あふれているのが実情です。
水没からの復旧は水が引いたらそれで終わりというものではありません。水没した土地は酸欠状態になっていますし、土中の水分は飽和状態です。取るべき方法は2つ考えられます。
まずは飽和状態の水を一刻も早く地下に浸透させること、もう一つは土壌の酸欠の状態の改善です。水を土中に浸透させるためには即効性の土壌浸透剤(界面活性剤)が必要です。酸欠状態の改善には過酸化カルシウムなどの投入をします。土を元の乾燥した状態に戻して病害を防ぐようにしないといけません。
津波や高潮での被害のように海水が入った場合は、これに加えて塩害改良の必要があり、弊社の塩害改良剤のフィックスなどが使用できます。
皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。